7. Route53で独自ドメインのDNSを設定する

サイトを公開するなら、URLはIPアドレスではなく独自ドメインにしたいですよね。
ということで、これから、独自ドメインでアクセスした際にEC2インスタンスにアクセスが向くように、もろもろの設定や登録をしていきたいと思います。
　

ドメインを取る

まず何よりドメインを取得しないことには話が始まりませんね。
まだドメインを取っていない方は、お名前ドットコムなどで独自ドメインを取得してください。
　

Route53で独自ドメインのDNS設定をおこなう

1. AWSマネジメントコンソールでRoute53メニューを開き、「ホストゾーン」メニュー内の「ホストゾーンの作成」ボタンを押す。
2. 「ドメイン名」に取得した独自ドメイン（ここではサンプルとして「original-domain.com」とします）を入力し、「タイプ」は「パブリックホストゾーン」のままで「ホストゾーンの作成」ボタンを押す。
   
3. AWSマネジメントコンソールからEC2メニューを開き、該当のEC2インスタンスのElastic IPをコピーしておきます。
4. Route53メニューに戻り、ホストゾーンメニューから独自ドメインをクリック、「レコードを作成」ボタンを押します。
5. ルーティングポリシーは「シンプルルーティング」を選択し、次へ
6. 「シンプルなレコードを定義」ボタンを押し、下図のように登録します。
   ※ IPアドレスはご自身で取得したElastic IPを入力してください。
   
   そして「レコード作成」
7. ちゃんとできていればホストゾーンの詳細はこのようになっているはずです。
   
8. 最後に、ホストゾーン詳細画面に表示されているNS情報4つ（上図参照）を、ドメインを取得したサービス側のネームサーバーに登録します。
   下記の図は、参考としてお名前ドットコムのネームサーバー設定画面を掲載しておきます。
   
9. これらの設定がすべて完了し、しばらくすると、独自ドメインにアクセスすることで前回登録したEC2インスタンスの内容が表示されてきます。