ウェブノウハウ

WEB KNOWHOW

難しくない!AWSでWordPressのサイトを構築する

2. AWSでインフラ構築を始める前段の設定

まず、AWSでインフラを構築する前段の設定についてここでは説明します。
 

AWSのアカウントを作成する

何はともあれAWSのアカウントを作成するのが一番最初のステップですが、ここは説明不要ですので省略させてください。
ちなみにAWSはアカウントを作成すると12ヵ月の無料使用枠がもらえるので、トライアル的にももってこいです。
 

CloudWatchで料金アラートを設定する

アカウントを作成したら、まずお金絡みの設定をしてしまいます。
AWSは従量課金制ですので、使い過ぎということもあり得ます。
そのため、課金額に上限を設定しておいて、それ以上になったらアラートメールを送るように設定させておきます。
これをしておけば、使い過ぎに事前に気づいて対策を打つことができますからね。

  1. 「マイ請求ダッシュボード」をクリック
    AWS アカウント管理
  2. 「Billingの設定」をクリック
    AWS マイ請求ダッシュボード
  3. すべての項目にチェックを入れ、アラートをメールで受け取るようにする
    AWS Billingの設定
  4. 「請求アラートを管理する」リンクをクリック
  5. 「CloudWatch」のメニューから[アラーム][請求]をクリック
  6. 「アラームの作成」ボタンをクリック
  7. メトリクスの選択から[請求][概算合計請求額]を選択、「USD」にチェックを入れて、「メトリクスの選択」をクリック
  8. メトリクスと条件の指定をします。下の画面では、月の請求額が300USD(約3万円)を超えたらアラートが立つ設定です。
    AWS cloudwatch メトリクスと条件の指定

これで課金を使い過ぎになるとメールが来るようにする設定が完了です。
 

IAMで作業用ユーザーを作成する

管理者アカウントはなんでもできてしまうので、権限を限定した作業用ユーザーを作成します。

  1. サービスから「IAM」を検索して選択
  2. 「ユーザー」をクリック → 「ユーザーを追加」をクリック
  3. 「ユーザー名」、「アクセスの種類」、「コンソールのパスワード」、「パスワードのリセットが必要」の設定を下の図のようにします。パスワードはご自身で設定してください。そして、次のステップへ。
    AWS IAMユーザー追加画面
  4. 「既存のポリシーを直接アタッチ」から「AdministratorAccess」にチェックし、次のステップへ。
    AWS IAMユーザー追加ポリシーの設定画面
    なお、この「AdministratorAccess」はすべてのサービスにアクセスできる権限です。
    プロジェクトチームが大きくなったら細かく権限分けが必要かもしれませんが、1,2名で作る場合などはこのポリシーで大丈夫です。
  5. あとは入力不要で次へ次へと進めていくと、完成です。
    現れる画面にURLが表示されていると思います。
    今回作成したIAMユーザーはこのURLでログインすることができます。

 
次はいよいよインフラ構築に入っていきます。

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