もともとサイトをお持ちのクライアントから100ウェブのデザイン力を評価いただいてサイトリニューアルのお仕事をいただくことがしばしばありますが、もとのサイトがそこそこデザインも良く、アクセスもかなりあるような場合、リニューアル後のアクセスの増減はこちらの実力がはっきり現れるやりがいのある仕事といえます。
とはいえ、サイトをリニューアルしたらアクセスが落ちた、というのではリニューアルした意味がなくなってしまいます。したがって、サイトを制作する業者としては少なくともアクセスが落ちないようにする必要があります。
そのためのポイントをここでいくつかご紹介します。
- サイトの構造=サイトマップを旧サイトよりもさらに正しい体系にする。
具体的には、しっかりとすべてのページの意味性とページ間の関係性をつかみ、正しい階層化、正しい分類化をおこなう。
※ 古いサイトの方でこれができていないときは、リニューアル時にこれひとつクリアするだけでほぼアクセスの改善が見込めます。
- ページ内のコンテンツについても、正しい体系化をおこなう。
とても基本的なことですが、ページの中身はしっかり文章として検索エンジンに評価されます。したがって、タイトルや説明、補足、あるいはタイトル間の親子関係といったものが、W3Cで推奨されているような形でhtmlで表現できていて、ロボットにも伝わりやすい構造になっていることが大切です。
- 旧サイトにある特定のページが必要なくなったので削除したい、という場合でも、その代替の意味合いを持つ新ページへしっかり301リダイレクトを設定しておく。
- スマホを意識する。
レスポンシブ対応にして、スマホユーザーにも見やすいデザインにするだけで、かなり評価が上がります。
今回は、これらの施策が功を奏し、クライアントの院長様から「アクセスが伸びて満足しています」とのご評価をいただくことができました。