制作・開発内容のポイント

採用サイトや採用ページの制作では、その会社、事業の理解を深め、現状の問題に即した対応が求められます。
要求、要望、要件に沿ってこれらの内容を調査、確認を行うことはもちろんですが、今回のケースでは主に下記の内容で進行をしました。

1. 企業、事業の調査および、採用メディア、採用ページの情報確認
   まずは現状の調査を行い、詳細な点についてはお客様とミーティングを設け情報の確認などを行いました。
2. 提案
   制作するための概要、撮影の有無などが確認できたため、スケジュールと提案内容を資料にまとめ提案を行います。
   採用については会社に適したコンセプトづくりを行うことで、その会社のカラーを作れます。ブランディングの一環ではありますが今回は採用のランディングページに限られた内容のため、訴求するためのコンセプトが会社として問題ないか、スケジュール、予算を確認いただきます。
   当初はランディングページの1枚だけだと伝えたい情報が限られるため十全に魅力を伝えられるよう、採用ページ全体のリニューアルを提案しましたが、現状すぐにコーポレートサイト側に手を入れるのが難しいという状況のため、下図のように各サイトから遷移させ、魅力を伝えたうえでエントリーしてもらう導線としました。
3. 素案づくり、ページの設計
   設定したコンセプトに即して、掲載内容を決めていくフェーズになります。ただ会社が発信したい情報を掲載するだけでは本当に求職者が知りたい情報を得られないケースが多く、片手落ちのページになってしまいいます。
   新卒者が知りたい、感じたい情報はいくつもありますが、情報に優先順位を付けて全体像を作っていきます。
   全体像ができあがったら、ページの設計（ワイヤーフレーム）を作成していきます。この設計ではページの上部からどのような情報が入り、画像、イラストの有無、配置、動きの有無を記載していく作業になります。
   この設計を作ることでお互いに掲載される情報、流れ、動きについて相互理解をすることができ抜け漏れ、情報のダブりを精査ができます。
4. デザイン制作
   ページの設計（ワイヤー）が出来上がったらデザイン制作に入ります。情報を一目で理解しやすいように視覚化する必要がある部分はデザインで図やグラフなどに起こして制作を行います。
   また情報はそのままにデザインを少し変えたパターンの制作を行い、より企業にマッチするデザインを選択できるようにしました。