この実装、面倒なら代行します
それでは今度は、前の質問に対する回答によって次の質問が変わるようなツリー形式の会話シナリオを用意して、Dialogflowでそれを実装してみることにします。
一問一答のチャットボットを作ることはできるという前提で話を進めますので、まだ読んでないという方はあらかじめ前回の記事「intentsを使って、Dialogflowで簡単な一問一答チャットボットを作る」を読んでおいてください。
今回は例としてこんな会話シナリオにします。
犬と猫どっちが好き? | →{犬} | →大型犬と小型犬どっちが好き | →{大型犬} | →ラブラドールレトリバーがおすすめです。 |
→{小型犬} | →ミニチュアダックスフンドがおすすめです。 | |||
→{猫} | →大型猫と小型猫どっちが好き | →{大型猫} | →メインクーンがおすすめです。 | |
→{小型猫} | →アメリカンショートヘアがおすすめです。 |
Dialogflow を開き、作った会話シナリオを登録します。
以上で、会話のシナリオ全体の完成です。
さっそくシミュレータで試してみましょう。
「こんにちは」とでも入力すると「犬か猫どっちが好き?」的な質問が出てくるはずです。
あとは、作ったシナリオを試してみてください。
いかがでしょう?
うまくコミュニケーション(っぽく)できていますか?
以上、前の質問に対する回答によって次の質問が変わるようなツリー型チャットボットをDialogflowで作る方法でした。
ここで試しに、「大型犬です」という回答を想定したところで、わざと「でっかい犬です」などと登録していない回答文を入れてみてください。
すると、Dialogflowは「わかりません」と答えるはずです。
文字列が完全一致しないとダメ、というほどではありませんが、類義語をしっかり登録してあげないと Dialogflow のほうでは理解できていないのです。
これではチャットボットになりませんよね。
ということで、次回は質問の語句にあいまいさを持たせるために、「Entity」を登録して語句の類義語にも反応できるようにする方法についてご紹介します。
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