
以前、「固定ページの下層ページ一覧を取得し、自ページにはクラスを付与して、一覧表示する」の記事で、
会社概要
代表挨拶
会社沿革
のような階層を持つ固定ページがあったときに下層ページの一覧(ここでは「代表挨拶」、「会社沿革」)を出力する方法について、ご紹介しました。
しかし、これは「会社概要」ページがトップページの直下、つまりWordPress上では親ページのないページの下層ページ一覧を出力する方法であって、
english
会社概要(conpany)
代表挨拶(greeting)
会社沿革(history)
のように「english」という親ページを持つ、つまり第2階層に位置する「会社概要」ページの子ページ一覧を出力したい場合には適用できません。
そこでここでは、親ページが第2階層、子ページが第3階層の場合の、子ページ一覧の出力方法についてご紹介します。
まず、「固定ページの下層ページ一覧を取得し、自ページにはクラスを付与して、一覧表示する」とも重複しますが、最上位親ページを取得する関数を以下のように定義します。
functions.php に以下を記述。
function kaiza_get_root_page( $child_id, $root = true ) {
if ( $child_id == false ) {
return false;
}
while ( $child_id ) {
$page = get_post( $child_id );
$result[] = $page;
$child_id = $page->post_parent;
}
//配列を逆順に(rootを0に)
$result = array_reverse( $result );
//rootがtrueの場合0番目(rootページのみ)をセット
if ( $root == true ) {
$result = $result[0];
}
return $result;
}
次に、上の関数を使って、第二階層ページを取得するショートコードを作成。
if ( ! function_exists( 'sidebar_third_kasou' ) ){
function sidebar_third_kasou() {
global $post;
$root_page = kaiza_get_root_page( $post->ID, false );
$thePostID = $root_page[1]->ID; //第2階層ページのID取得
$children = wp_list_pages( 'title_li=&child_of=' . $thePostID . '&echo=0' ); //第3階層ページ取得
$html = '';
if ( $children ) {
$html .= $children;
}
return $html;
}
add_shortcode( 'sidebar_third_kasou', 'sidebar_third_kasou' );
}
あとは、第三階層の固定ページ一覧を表示したい場所でショートコード
[sidebar_third_kasou]
を呼び出せば解決です。
なお、PHPファイルに記述する場合は
echo do_shortcode('[sidebar_third_kasou]');
と記述しましょう。
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