この実装、面倒なら代行します
お客さまのWebサーバ環境下で新サイト構築をおこない、そのままドメインのディレクトリを変えてリニューアル、なんてことがよくあります。
そういう場合でも、開発中はもちろん本番ドメインは使えないので、開発用ドメイン(本番ドメインのサブドメインなど)を使わせてもらって作るという流れで進めていきます。
さて、開発用ドメインで実装が済んでいよいよサイト公開の段取りになりました。
WordPressの管理画面でURL設定変更して本番ドメインにして、
本番ドメインのDNSのAレコードを今回サイト構築したWebサーバに振り向けて、
そーれGO!
はい終わり!
・・・という訳にはいかないんですね。
WordPressでは、画像などメディアのパスはフルパス、例えばこんな感じで書かれています。
<img src="http://kaihatuyou-hoge.com/images/directory/image.jpg">
そのため、本番ドメインに切り替えた途端、サイトで使用中の画像は自ドメインからの読み込みでなく、外部サイトから取得していることになってしまいます。
これはなんとかしなければなりませんね。
そこで、DB変換が必要になるわけですが、wp_optionsとかwp_postmetaにはドメインの後ろにシリアライズされたデータが入っていて単にドメイン部分の文字列一括変換だとうまくいきません。
そこでツールを使って変換を行います。ちなみにこれは公式でも推奨されている方法です。
①こちらにアクセスして
https://interconnectit.com/products/search-and-replace-for-wordpress-databases/
②「Search Replace DB master」というツールをダウンロードします。
③DBを念のためバックアップ
④ ②でダウンロードした「Search-Replace-DB-master」をWordPressのルートに置いて、
http://kaihatuyou-hoge.com/Search-Replace-DB-master/
にアクセス
⑤変換設定用のページが現れるので
replaceに「http://kaihatuyou-hoge.com」(開発用ドメイン)を、withに「http://honbanyou-hoge.com」(本番用ドメイン)を入力してlive runボタンを押す。(dry runボタンで事前に変換されるレコード数を教えてくれます)
※ これにより、開発用サイトの閲覧も管理ページへのアクセスも当然できなくなりますのでご注意ください。
(開発用サイトにアクセスしても、本番ドメインにリダイレクトされます)
⑥本番ドメインのDNSのAレコードを今回サイト構築したWebサーバに振り向ける
⑦新サイト移行完了!
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