今回はクライアントの要望もあり、検査装置というデザイン性が求められない工業製品の写真をファーストビューで大きく取り上げたデザインにしました。

たしかにアップルなど対コンシューマー向けの洗練されたデザインのアイテムならファーストビューに製品の画像を大きく載せても良いが、そうではない工業製品などはそういう製品画像の使い方をしても映えるわけがないと高をくくってはいけません。

夜の川崎の工場プラントなどは典型ですが、工業製品もライティングひとつで洗練されたイメージになりうるのだということが、このサイトからも分かっていただけるのではないでしょうか。

まあ、工業製品はもともとが考え抜かれた一切の無駄のないデザインですから、ライティング以外でも見せ方を工夫すればいくらでも映える表現はできます。